2013年02月
2013年02月16日
入院していました
本日は、ほんとに久しぶりに近況を報告しておきます。
実は、年明け早々1月4日から病との闘いが始まり、1月11日に診断と治療方針が決まり、入院がきまりました。
そういう次第で、#46ライブも延期せざるをえなくなった訳です。大変ご迷惑をおかけしました。
当初の1/27ライブの延期の連絡が届かず、せっかく会場まで来てくれた某〇〇さん、ほんとにごめんなさい。
入院は、1回目は 1/17から3日間、2回目は1/28から17日間ということになりました。
2回目は 2/8にいったん退院できたのですが、どうも自分自身が体調判断を誤ったようで、すぐに腹痛がきて再度入院となり、結局2/13の退院まで病院に入っていました。
今後も治療は続く見通しですが、18日からは仕事をスタートさせたいと考えています。
もちろん、4/11のライブはなんとしても、体力とのバランスを図りながらも実行したいと考えています。
今回の入院も手術も、初めての経験でした。手術の直後のあの異様なガタガタ震える寒気と極端な疲労度、そして時々襲ってくる激痛、まさに地獄を感じました。
それでも翌日はもう歩かされました。水分は2日目からはとれましたが、食事は4日間くらいは絶食続きでした。(点滴をしていましたから空腹さはほとんど感じませんが・・・)
身体にへばりついていた様々な管も次第に外れてゆき、完全になくなったときは、さすがに人間に戻ったという実感がわきました。(術後は人間というより、ロボットですね・・・)
しかし、その後は今度は退屈さとの闘いが待っていました。新聞を隅々まで読んでも時間はたたないし、TVはどこの局も同じような話題を追っていて、みんな同じで面白くない。旅番組のようなものも、グルメ満載で、そんなもの食べられない当方としては、目の毒にしかならず、うらめしく感じつつも仕方なく見たり、いやはや大変です。
唯一、よかったのはNHK教育(E-TV?)での団十郎さんの歌舞伎の放送でした。初めて歌舞伎をTVで見ました。それに字幕が流れた出し物は、とてもわかりやすかったです。生でみたらわからないかも? あのゆったりしたセリフの流れの中に、リズムと音程があるんですね。それに足と舞台板のパーカッションがかっこいい。
とうとう最後はノートPCまで病室に持ち込んで、ネットしたり DTMいじったりしましたが、やっぱり体力も中途半端で気持ちも集中できず、DTMの編集などまでは、その気にはなりませんでした。「健全な精神は健全な身体に宿る」ということは間違いないようですね。
しかし、入院病棟はまさに別世界というべきでしょう。人間の身体の一番つらいところを寄せ集めて、これでもか、これでもかという事実・現実を見せ付けられる。特に救急セクションでは、身体が出す悲鳴、苦痛の叫び、そしてそれに淡々と対応するエマージェンシースタッフ達の日常的私語と医療機器の無機質な断続音。
今度の経験は、歌詞が書けない僕だけど、いつかそのうち歌詞も書いて、作品にして発表したいと思います。