2008年12月

2008年12月31日

暴論 その3

 今年も今日で暮れるが、とてもいい年とはいえなかったなぁ・・

ここもテンプレート変えたりして、気分転換してみたので、来年はいい年になって欲しいね。

9/14の「暴論その2」を書いたときは、まだ株価の暴落とまでは行ってなくて、契約・派遣切りもまだ騒がれていなかった。
それにしても、ここにきてやっと非正規労働者の現実をマスコミが報道し始めたのは、皮肉としか言いようがない。それまでは経営側の口車に乗って、効率的な雇用形態とか自由な職業が選択できるとか、終身雇用なんておかしいとか、成果主義は企業を発展させるとか、それはそれはご立派な論法だった。今朝のテレビでは、昔の名前で出ていた竹中さんが出演していた番組ではまだ同じようなことを言っていた。
「こんな保護された正規雇用者のいる日本の雇用形態は世界でも日本だけだ」と、まるでおかしいとでもいいだげなことを言っていた。
非正規の雇用実態とそこから波及する日本の将来を考えたら、とても言えないセリフ。成果主義なんて、若くて頭も身体も元気なときは、それでいいけど、みんな年取るし、場合によっては途中で病気もする。そうなったときに賃金が大幅にダウンしたら、どうやって生活していくの? ましてや、そんな不安定な職場でどうして将来にきぼうがもてるライフプランを立てられるの? やっぱり安心がなくては、何も生まれないよね。健康保険だって、若いときはほとんどの人が掛け捨てみたいなものでしょうけど、それなりの年になれば、やっぱり世話になる。ありがたいと思うよ。

 で、そのお調子者のマスコミは国会が機能していないとかなんとか言ってるけど、ここ20年近くかかって作り上げてきた経営側にとって都合のよい雇用形態をここ数カ月でなんとか救済しようなんてこと自体が無理な話である。極端に言えば、経営側は非正規雇用者を人間ではなく、モノとして扱ってきたと思う。その証拠にかつての公務員等の職場の場合がそうだったように、非正規の人件費は人件費ではなく、物件費として処理している会社もあるのである。また、そういう発想のもとの「雇用調整弁=モノ」としての労働者なので、セーフティネットなんてものは存在していないし、このような失業が大々的に発生したらこれはもう手立てが限られているのである。

僕の持論である正規雇用者を中心とした労働者構造に早く転換すべきである。本当に苦しい経営であれば、正規雇用者と非正規雇用者のワークシェアリングや賃金の分け合いをしてでも雇用を守れるような体制を作り上げていくべきだと心からそう思う。その間、政治が精一杯の支援と新たな雇用環境を作り上げるべきだと思う。

 雇用環境として一番優先されるべきは介護等の職場(医療の一歩手前を含む)への雇用、次に農業・漁業分野への雇用だと思う。介護の職場は低賃金と過酷な労働環境を法的に救済しつつ(本来は民間方式ではなく、官営とすべき)、働く場を拡大していくべきだろう。農業分野は、もともと食料自給率の向上も含めて、早急に手を打つべき部分だったので、ここも農業公社等の手法も含めた大胆な農政の転換を図りつつ、今回の雇用救済策ともリンクさせながら、進めて欲しいものである。まずはただちに介護公社と農業公社を作って、そこで何十万人という正社員を雇用すべきである。(イニシャルコストとしては、埋蔵金を使ってネ)
 


jujucall at 15:09コメント(0)トラックバック(0) |   mixiチェック
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