2006年03月15日

言葉のこと

 出だしはでかい表現ですが・・・近年の我が国の現実や実態の認識と言葉の関係については、少し思うところがあるので、書いてみたいと思います。

近年の日本では、言葉については、実態を表さない表現やかなりオブラートな言い方(書き方)をする傾向が強いですよね。

そういう中で差別用語と言われる表現もかなり変わりました。
しかし、蔑視や明確な差別用語というものはかなり少なくて、どちらかというと、当たり障りのない表現でごまかそうという意図が見え見えのものがかなりあると思います。

最近では痴呆という症状が認知症という言い方に変えられました。これは蔑視的な言葉なんでしょうか?、実態を的確に表現していない言葉をなぜ使おうとするのかと思います。
また、蔑視的な言葉を全てつぶそうとすれば、ただでさえ不明確な日本語はちっとも意味が通じない言葉になってしまうでしょう。

昨日怒りの会見をした光市の事件の被害家族の方もおっしゃってましたが、「強姦」という事件を何故故意に「暴行」と言い換えるのかと・・・こういう言い方は、ある意味では「加害者を保護していることにもなる」ともおっしゃってましたが、まさに同感です。(この言葉については、被害者保護という観点もあるでしようが、実態はほとんどの人が推測できるしわかることだと思うからです。)

実態や問題から逃避してもなんの改善も期待できないと言うことを、全ての人が知っています。この国はあまりにも言葉の扱いを軽くしています。外来語も同じレベルですよね。外来語は最近になってやっと、言い換え言葉というものを考えはじめましたので、少しは改善されるのか・・・いや、そのカタカナ言葉の形だけのスマートさに誘われて、ついつい使ってしまうということはしばらくはなくならないでしょうね。外来語については、自分を含めてやはり誘惑がありますから、なさけない限りです。

しかし、現実は現実としてみつめなくては、実態は実態として向き合わなければならないのに。。。言葉でごまかして逃げている。

ほんとに残念な状態だと思っています。



jujucall at 12:11コメント(0)トラックバック(0) |   mixiチェック

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